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フィリピン 語学留学 体験談(佐久間さん)

更新日:2019年12月25日


バギオ 、WALESについて

●私は、フィリピン、バギオにあるWALESのESLコースに2019年10月12日~12月7日まで、およそ2ヶ月滞在しました。以下では、上記語学学校での学習、週末のアクティビティを含めた経験をお伝えしたいと思います。

 

目的、バギオ を選んだ理由

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●私は、7年間勤めた会社を辞め、オーストラリアへワーキングホリデーに行くことに決めました。留学前の私の英語力は、多少相手の言っていることがわかり、こちらから話す際は一度頭の中で日本語を思い浮かべ英語に変換するという手間のかかるものでした。返答するのに間ができてしまう状況だったので、オーストラリアに行く前にある程度英語が話せたら、もっと有意義に過ごせるのではないかと思い、フィリピンへの留学を決意しました。
●わたしの優先順位は、英語学習の質よりも“サーフィンができること”でした。日本では仕事前にほぼ毎日サーフィンをしていたため、2ヶ月一切サーフィンができない環境ではむしろ勉強に支障が出ると考え、せめて休日だけでもサーフィンができる環境を探していました。バギオ は、標高1,400mに位置し、年間を通して肌寒い気候ですが、バスで1時間半程度の所に「Lu Union」という有名なサーフポイントがあります。また、英語教育のレベルも高いと聞き、バギオに決めました。

 

学習、生活内容

WALESのESLコースは、本人のレベルに合った教科書を使用して授業が構成されます。入学初日にテスト(Wrriting,Lstening,Speaking,Reading)を受け、その結果に応じて授業のレベル、使用する教科書が決まります。また、4週間毎にテストが実施され、結果に応じてクラスの変更があります。
●授業を含めた1日の大まかなタイムスケジュールは以下の通りです。

 

平日の過ごし方

5:30~7:45 ランニング、ズンバ、朝食、身支度
※近くに公園があるので朝のアクティビティは豊富です。
8:00~8:45 1コマ目(スピーキング)先生が提示するお題に対して意見を述べる。
8:55~9:40 2コマ目(グループリスニング)TOEICのリスニングテストのようなものを解いたのち、先生の解説。
9:50~10:35 3コマ目(プロナウンススピーキング)教科書に書いてある文章を読み、発音の確認をするクラス。
10:45~11:30 4コマ目(ライティング)教科書内にある題材に対してA4用紙1枚程度の量の文章を書く。後に先生の解説あり。
11:40~12:25 5コマ目(リーディング)文章を読み、パラグラフ毎に口頭で要約。時々先生からの質問に対し口頭で回答。
12:25~13:00 昼食
13:30~14:15 6コマ目(グループディスカッション)先生の出したお題について意見を出し合うクラス。3~4人程度。多いと6人のクラスをみたことあり。
14:25~15:10 7コマ目(グラマー)教科書に基づいて文法に関する問題を解く。
15:20~16:05 8コマ目(ボキャブラリー)スピーキングをしながら新しい単語を覚えるクラス。
16::05~ 自由時間 私の場合はランニングをしたり、ルームメイトと夕ご飯を食べに出かけていました。

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門限、校内ルールについて

●門限は、日曜日~木曜日までは10PMまで、金曜~土曜日及祝日前日については3AMまでです。また、休日及祝日に関しては事前に申請をすれば外泊をすることも可能です。私の場合、平日関しては、授業終了後、友人と外食をしに出かけていました。休日については、毎回近くの海にサーフィンをしに泊まりがけで出かけていました。基本的に学校からの監視はゆるいのですが、ごくたまに門限を超えた時間に帰宅するところを見つかり、“WARNING”と書かれた用紙を受け取っている友人を見たことがあります。
●その他校内ルール及び違反した場合の罰則は以下の通りです。私は2ヶ月滞在していましたが、以下のような罰則を受けている生徒を見たことがありませんが、一応参考までに記載します。

 

寮について

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●私はアパートメントタイプの部屋に1人のルームメイトと住んでいました。間取りはリビングルーム(キッチンを含む)、バスルーム、寝室2部屋です。このタイプはとても広々と利用でき、大変満足でした。その他にドミトリータイプの部屋あり、1~3人部屋まであります。このタイプの部屋については基本的に仕切りがなく、1~2つの部屋に人数分のベッドが置いてあるため、アパートメントタイプの部屋と比べ、プライベートが確保できません。在学中に、ドミトリータイプに住む友人の部屋に1日5回お祈り(深夜を含む)しなければならない生徒が加わったことがありました。深夜にもかかわらず時間になるとアラームが鳴り、電気が付き祈りを聞かなければならない環境は少し気の毒に感じました。

 

休日について

●上記の通り、私は毎週La Unionという海沿いの街に泊まりがけでサーフィンをしに行っていました。当初は、一白500ペソ(1,000円程度)のポイントの目の前のホテルに泊まっていましたが、2週間ほど通ったあたりから現地の友人ができ、それからはずっとローカルの家に泊めてもらっていました。宿泊代は無料でしたが、その代わりに食べ物や酒を買っていってあげるというようなスタイルでした。英語の練習にもなったと思います。波はとても良く、主に11月~4月がシーズンです。ただ、シーズン以外はほぼ波がないということでした。
●おそらく私の休日の過ごし方は普通ではありませんので、参考にはならないかと思います。通常の過ごし方は、友達とバギオ 内のアクティビティ(カフェ、レストランなど)を利用するか、大勢でバンを貸し切って火山に行ったり、海沿いのリゾートに行ったりしていたと思います。

 

最後に

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●私のフィリピン留学は一言で言うと大成功でした。最終的に話し相手の言っていることがほぼ理解でき、返答する際もすぐに言葉がでてくるようになりました。
●私は現在20代後半であり、スパルタの学校のスケジュールのように、長時間机に座って勉強することはできません。よって、当校のように、適度な勉強の後に、ルームメイト及びその他友人と英語を使って遊ぶというサイクルを繰り返すことによって、効率良く英語を勉強することができたと思います。
●生徒については、比較的年齢層は高いので、仕事を辞めて行く方にはおすすめです。ちなみに私のルームメイトは50歳の韓国人でした。すごく温厚なジェントルマンで、これからも付き合いは続きそうです。また、少人数なので、全員の顔と名前が一致するくらいまで仲良くなれるのも魅力かと思います。
●費用も比較的安いですし、現地に行ったら物価が安いため、ほとんどお金は使いません。ワーホリなどの長期的な旅行前にはかなりおすすめです。