先日フィリピン観光省の方によるZOOMセミナーを参加しまして、お話を聞かせ頂きました。
私自身、フィリピン留学が流行するタイミングで年に3回ほどフィリピンへ訪問しています。
昨年より視察する機会は減りましたが、留学先としてメジャーなセブ島、バギオ、スービック、クラークと訪れています。
ただ視察訪問ですと、語学学校の関係者(日本人や韓国人)とのお付き合いが多く、なかなかフィリピン人との接触は多くないです。
その為、今回フィリピン観光省の方(長年滞在していました)が現地生活で得られた経験談はとても有意義でした。
中でもフィリピン人は『困っている人がいたら助け合う社会』というのは素晴らしいと思いました。
『誰かを助ける側』も『誰かに助けられる側』も『当たり前』と思って人と接します。
お金がなくてご飯が食べられければ友達や知人に奢ってもらいます。
「Thank you.」は奢ってくれた人ではなく、神様に感謝をします。
「私を助けてくれる人に巡り合わせてくれてありがとうございます。」と。
そしてご飯を奢った人は、その人から見返りを求めません。
『良いことをした」という事実だけで満足します。
こういった行為というのはお金で測ることはできませんよね。
また今の日本の社会で当てはめると、「何か裏があるかも?」とか「前あの人に奢ったのに何も助けてくれない」と色々とかいくぐってしまうものです。
私も同じことができるかというと難しいかもしれません。
それがフィリピン人の国民性の一つです。
フィリピンは貧困層が多い、発展途上国ですから、ある意味マイナスのイメージを持っている方が少なくありません。
しかしこういった助け合い精神が拡がった国だからこそ、安い費用でもしっかり英語を学ぶ環境があると言えます。
私自身も訪問先のフィリピンで英会話レッスンを何度も体験させてもらっています。
とても教え方も上手ですし、分かりやすく教えてくれます。中にはとても熱心に指導してくれる先生もいます。
今やフィリピン留学は特にセブ島では学校が飽和状態。
先生のクオリティに疑問を持たれるケースも聞くようになりましたが、これは学校の経営、マネージメントの差だと思っています。
しっかり経営やマネージメントを行っている語学学校でしたら、安心して学べます。
最後にフィリピンは平均年齢が23歳(日本は46歳)で、大きな差です。
また女性が活躍する社会になっており、アジアの中でも女性の管理職割合はトップクラス。
あと、フィリピン人は日本人同様に多くの人がスマホを持っていて、スマホを持っている人は必ずFacebookをやっています。
それに日本の文化であるアニメが大好き。
つまり、フィリピンで現地の人と接する際、現地の人とネットワークを築く際は、Facebookとアニメがポイントです。
学校で学ぶことも大事ですが、現地の人と英語を通じて接することで生きた英語を学ぶ。
これが英語を身につけるにはとても重要だと考えます。
日本もフィリピンも6月より自粛措置は徐々に解除されると予想されています。
順調に行けば8月以降から海外への渡航もできるようになるかもしれません。
フィリピン留学のみならず各国への留学、ワーホリが出来るようになることを心より願っています。