2013年4月から1年間のカナダ・ワーキングホリデーを体験したこうへいさん。
帰国後の現在は地元福岡のカフェでお仕事をしています。とても多忙な日々を過ごしており、今では新しい店舗の店長として活躍中。
今回からシリーズとして、ワーホリ経験をした方が現在どのように過ごしているのかをリポートしていこうと企画しました。その第一弾です。ぜひ参考にしてもらいたいと思っています。
”カナダ・バンクーバーにワーホリ滞在していたときは主にどんな生活をしていましたか?”
3か月間語学学校に通った後、カナダ専門の掲示板サイトで探してジャパニーズレストランで働きました。
本当に働きっぱなしでワーホリの最後の方は週6日、1日12時間くらい働いていた記憶があります 笑
それでも休みの日はスタッフや友達と飲み歩いてました。よく行っていたお店は生演奏があるBarかとりあえずビールが安いBarに行ってましたね。
”1年間のワーホリ生活を経て何か感じた事などありますか?”
まずは日本との文化の違いを感じました。ちょっとした事でも仕事休んだり、途中で帰ったり、学校でも授業中に飲み物飲んだり、パトカー、救急車メッチャスピード早いとか、店員さんが必要以上に話かけてこないとか…笑
こういった経験があったからというと大袈裟かもしれませんが、物事をもっと柔軟に捉えれるようになった事、捉えないといけないと思うようになった事、世界にはこういう文化の方々が居て色んな、引き出しが増えたかなと思います。
日本に帰ってきて良くも悪くも自己主張できるようになったことが一番変化した点だと思います。
”ワーホリ帰国後、日本での生活に変化はありますか?”
個人的にはワーホリ前後の変化はあまりないと思っているつもりですが、周りの友人たちには我が儘、自己中、変な自信付けて帰ってきたね、とかは言われますね…笑
日本に戻ってからは知らず知らずのうちに良くも悪くも自己主張が強くなってるようで、周りとの対立が強くなったりと大変ですが、自己決断力や行動力は格段に上がったのかなと思います。
協調性が必要な場面やそうでない場面、そういう所も考えて自分の意見を出せるようになったと思っています。
”今の生活でワーホリ生活が活かされてるなと思える点はありますか?”
やはり、仕事柄外国人の方と会う事も多く、物怖じせずどっしりと構えられている点が一番です。初めて会う人、仕事上の取引先の人でも、先輩の友人どんな場面に行っても、人見知りが無くなったのもワーホリのおかげだと思っています。
帰国後は福岡市内のコーヒーショップに勤めていますが、接客業をしているのもカナダで経験したおかげかもしれません 笑
今の環境は色々と大変なことも多いですが、一方日々成長もあると感じています。ワーホリを含めて人間って環境が変わりそれに順応することで成長するのかもしれませんね。
”ワーホリを躊躇している人がいたらお勧めしますか?”
その方がどんなことで踏みとどまっているかによりますが、僕はぜひともお勧めしたいと思っています。
カナダで濃い時間を共有した仲間が、日本各地、いや世界にもたくさんできます。これって今まで日本だけで生活をしていた僕には想像のできないことでした。
それに自分自身で発言し行動し決定するなど自立と言う面でも成長できます。
語学に関しては正直、個人の意識次第だと思うのでなんとも言い難いですが、それでもやはり自信に繋がると思います。日本的な凝り固まった考え方からも良い意味で脱線出来るのも良い点かなと思います。もちろん常識はわきまえたうえで。
もし海外へ行くことを迷っているとしたら、一生という長い時間をふまえた上で考えてみてほしいです。だって70、80年生きるとしたら、そのたった1年間のことですからね 笑