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ワーホリ帰国者に聞いてみましたシリーズ4 「北原さん編」

更新日:2019年02月18日


カナダワーホリからアイルランドワーホリへ!現在は語学学校で働いています

2014年11月にカナダへワーキングホリデーで渡航された北原さんに先日当時のお話や帰国後の今を伺いました。
現在2か国目のワーキングホリデー先としてアイルランドに滞在し、語学学校SEDA Collegeで勤務されています。
そのあたりの経緯などお聞きしましたので下記にてご覧頂ければ幸いです。

 

Seda College-Satoko Kitahara

 

“ワーキングホリデーではどのような生活をしていましたか?”

現地へ到着後、3ヶ月の語学学校に申し込み、一般英語とビジネス英語コースを受講しました。学校へ通っている期間の途中で事情があり急遽5ヶ月間日本へ帰らなければならなくなり、結果的には計7ヶ月間のカナダ滞在となりました。もう一度カナダへ戻ってからは残りの学校を終え、ビザの残期間が少なかったのでアルバイトも厳しく、ボランティアを経験しました。公園のネイチャーセンターで小学生の課外活動で園内の植物や虫、動物について学ぶ授業のアシスタントをし、とても楽しかったです。

 

“当時はどのようなきっかけでワーキングホリデーをしようと思いましたか?”

ワーホリについては学生時代から知っていて、大学で外国語を専攻したものの留学をしなかったので、社会人になってからいつかしてみたいと思っていました。最初の仕事でお金をある程度貯め、4年ほどでそれを辞めた時にワーホリ渡航を決断しました。

 

”また実際に体験してみて日本での想像と違ったところがあれば教えてください。”

滞在していたトロントについては、カナダ第一の都市ということで大きな街だと聞いていましたが、私の想像より遥かに小さくて(!)驚きました。地下鉄のラインもメインが2本、あと短いラインが数本くらいです。その後海外の色々な都市を訪れ、それまでイメージしていた都市=日本の都会=東京は、世界的に見ても特別に大きな都市の一つであることに気がつきました。

 

”カナダでの生活を経てどんなことを得られましたか?”

結果を伴った一番大きな獲得は、語学学校へ通い英語力が向上したことです。
私が通っていた学校は残念ながらもう閉校してしまったのですが、受講したビジネスコースでTOEIC対策とビジネスシーンで使う英語、丁寧な言い回しやメールの作り方、電話対応の練習、貿易事務などを勉強しました。日本人とネイティブの先生方が数名でクラスを担当され、それぞれ教鞭、ビジネスともに経験のある先生方でとても勉強になりましたし、TOEICに関しては元々の800点から、900点以上を取得することが出来ました。この結果をもって帰国した後、家庭教師のアルバイトで英語を教えられる経験につながり、自分が教育関係に興味があることに気が付くこととなりましたし、ビジネス英語は現在の仕事でとても役に立っています。
また、初めての海外長期生活でシェアハウスを借りる手順や地下鉄の定期券の使い方を一から学んだり、スーパーで買い物をして自炊するなど、海外での生活の仕方を知ることで海外生活へのハードルが低くなったと思います。

 

”これからワーキングホリデーをされる方にどんなアドバイスをしたいですか?”

20代前半〜中ばくらいまでに初めてのワーホリ経験をしても良かったのかなと思います。ワーホリは30歳までと年齢制限があるのに対し、提携国は20カ国以上あり、国によっては2年滞在が可能です。私が初めてカナダワーホリをしたのが27歳の時でしたが、それから海外生活に対する視野が広がり、あと何カ国も経験したいけれど30歳まではあと数年という状況になりました。渡航までに資金面などで準備期間が1〜2年必要な場合もありますし、もし興味があるなら、早いうちからいつでも動ける下準備だけはされておくと良いと思います。

しかし、仕事の面では、海外では経験が重視されるので日本で一度しっかり社会人経験を積んでいて良かったと実感しています。

 

”現在アイルランドの語学学校で勤務されている経緯を教えてもらえますか?”

今は2度目のワーホリでの滞在でこちらへ来ています。カナダで働く経験が出来ず、不完全燃焼だったのでまた必ず海外渡航しようと決めていました。カナダから帰国後に家庭教師をしたことをきっかけに、これからのキャリアで教育に携われる何かを出来たらと思いうようになり、こちらで現在の学校のマーケターとして現在働かせて頂いています。こちらに来てからは日本語ネイティブであることを武器に出来る仕事を中心に探し、その時に運良く募集が掛かっていたのが現在の学校でした。日本で営業職の経験があることと、カナダワーホリの経験があることが活かされています。

 

”実際に勤められていて良かったこと、一方で苦労されていることはありますか?”

沢山ありますので、箇条書きにさせていただきます。(笑)

 

実際に勤め始めて良かったこと:

・他国籍で様々なバックグラウンドを持たれる方々にお会いできることで、自分の視野が広がっていくことに楽しさを感じていること

・この仕事を通して、年齢や経験の違う日本人の方がどのような意思でこちらへ来られるのか、またその目標のサポートを出来ることにやり甲斐を感じていること

・自身の経験から海外生活を経験することがいかに有意義であるかをより多くの方に経験を通して知ってもらいたいと思っているので、その意思を形にしていけるポジションでの仕事にやり甲斐を感じていること

・海外で英語を使って働き自立した生活を送ってみたいという夢が、完璧ではないけれど叶っていること!

 

苦労していること:

・何につけても同じですが、最初全てのことを覚えて慣れることが大変でした。日本であれば採用後教育に時間が設けられることが多いのですが、こちらはある程度経験があることが前提で、すぐに実践という流れが主流みたいです。

・英語での仕事上のやりとりや、日本の方とのメールで必要なビジネス的な言葉の遣い方など、慣れるまでは1通のメールを作るのに非常に時間がかかりました

・人の名前を覚えることが難しい(日本人同士でも、名前ってすぐには覚えられないですよね…)

・日本食と温泉が恋しい

・ダブリンの住宅事情が悪い(家賃高)

 

 

いかがでしたでしょうか?
海外生活は思っていた想像と現実では当然ギャップがあるのが当たり前です。
そのような日本との違いがあるからこそ、生活の中で新たな発見があったり、視野が拡がるような機会が得られます。
ぜひこれから海外へ行かれる方も常にポジティブな姿勢で様々な発見や経験を積んで頂きたいと思います。