語学留学やワーキングホリデーで渡航される場合、初めの滞在先はホームステイという方は多いです。当社でも異文化体験や英語などその国の言葉を使うにはホストファミリーとの生活が重要だと思っています。
しかし日本から手配をする際は、1か月を超える手配はお勧めしていません。仮にお客様がそれを求めても一度はお断りしています。お断りをしても尚希望される場合は2か月、3か月の手配をさせてもらうことがありますが、基本姿勢としては1か月間です。
その理由は、日々の生活をしているとホストファミリーよりも学校や仕事先の友達との生活や交流が優先されてくるからです。友達と夕飯を食べて帰りたい、泊まりに行きたい、クラブに行って騒ぎたい、海外生活に慣れますと行動範囲も広くなりますから、外出する機会も増えるものです。中学生や高校生だったら別ですが、大学生や社会人の方は殆どだと思われます。
1か月後はシェアハウスに移り住むのも良いですし、友達よりもホストファミリーと過ごす方が良いと思えば現地でホームステイの延長もできます。つまり現地で選択できるよう1か月にしておきましょう。
一方で1~2週間のホームステイというのもあまりお勧めできません。やはり1か月という期間がちょうど良いのです。
ホストファミリーは、その国その街に長く住んでいる住民。留学やワーキングホリデーで海外生活を始めるにあたって、様々な問題や不安を解消する為に手助けやアドバイスをしてくれる貴重な存在になるという意見が多いです。
また、ホームステイは多少郊外にはなりますが、一緒にファミリーと滞在することでその国の文化や生活様式を肌で感じることできる為、その後の海外生活に役立つ体験になるでしょう。
ホームステイ滞在中は、朝晩の食事もホストマザーが用意してくれますので、生活環境に慣れるまでの初めの1か月間は落ち着いて生活できる環境と言えます。それに次のシェアハウス先を探す時間としても1か月あれば充分です。
ホームステイの目的は「現地の家庭に滞在し、言語や文化を体験しながら現地生活に慣れること」
ホームステイを選ばれる方の中には語学力を伸ばしたいという方もいると思います。当社で手配させて頂くホームステイ先はイレギュラーがない限りは1家庭に日本人留学生は1名のみです。つまり日本語は通じない環境になります。
当然ですが語学力を伸ばすのには最適な環境と言えるでしょう。
しかしながら、実際このような環境に入ってみると想像していたほど英語を使ってない…そんなことがあります。なぜか?積極的に話さないからです。
前の項でもお伝えしましたが、海外の方は日本人のように相手の気持ちを察するということはありませんから、自ら行動するということが大事です。毎日聞かれたことだけ答えているようでは勿体ない。「今日はこんなことがあったんだ!」「今この勉強で躓いているんだ!」「気の合う友達が出来たんだ!」と何でも話してみましょう。
その日に学校で習ったことを使ってみる。ホームステイは日々習うことを実践するにはとても良い機会ですよ。