フィリピンのバギオでは街の中心部で毎日ナイトマーケットが開催されています。
主に古着や格安の衣類が売られています。その他、スマホのアクセサリーなど小物も多く取り扱っており、非常に賑わっています。
あとは屋台などもあり、現地フィリピンの食文化を身近に感じることもできます。
ただ屋台では飲み物を頼む際は注意が必要です。例えばコーラなどの飲料水を頼むときにコップに氷を入れてもらうのは避けましょう。レストラン等での清潔な氷と異なり、一般的な水道水で氷を作っている場合が多い為、時には食中毒になってしまうことがあります。
ナイトマーケットでは1着100円前後で衣類を購入できるような利用価値の高い場所です。値段の交渉もできますから、日本から多くの衣類を持って行かれるより現地で購入されると良いでしょう。ぜひご利用ください。
みなさんは、ナイトマーケットをご存知ですか?ナイトマーケットは夕方や夜~夜中にかけて営業しているマーケットのことです。中華圏や東南アジアで多くみられます。中国語では夜市(よいち・よるいち)と書くので、目にしたことのある方もいるかもしれません。今日は、バギオのナイトマーケットを紹介します。
バギオのナイトマーケットは、夜9時から毎日開催されています。ナイトマーケットは一つの通りの片側を封鎖して行うのですが、8時半くらいから続々と人が集まってきて準備を始めます。たくさんのお店があるので、ついキョロキョロ見てしまいます。ナイトマーケットの魅力は、値段。とにかく安い!そして、値段交渉が出来るのでさらに安く買うこともできます。余談ですが、友人から聞いた話では、複数個をまとめて買うから安くしてほしいとお願いする方が、1つの商品の値段を安くしてもらうよりも、安くしてもらえる確率が上がるそうです。
お店では、洋服、雑貨、食べ物等が売られています。洋服は基本的には古着で、レディースもメンズもありますし、ユニセックスもあります。
1つのお店でもたくさんの品物があって見るのも大変なのですが、中には、名前を知っているブランドなんかがあったりするので、ついつい探してしまいます。私はここでネルシャツを買いました。あまり見ない色味だったのと洋服が足りなかったので買ったのですが、結構気に入っています。買ったときに湿っていたこともあり、一度洗濯をしてから着ましたが、古着だからといって気になる点はほとどありませんでした。友人はYシャツやパーカーを買っていましたが、よく着ているのを目にしました。
バギオの洋服店ではなかなか買い物をする気にはなりませんでしたが、ナイトマーケットは値段も安いし、数回着てダメになってもいいやっと軽い気持ちで買えちゃいます。中古でも気にせず着れる方には、結構オススメです。
雑貨は、バッグ、靴、帽子、サングラス、おもちゃ等なんでもあります。私がバギオにいた時期はハロウィンがあったので、学校の日本人生徒みんなでミリオンズの帽子を買い、ハロウィンの日にみんなで被りました。何個かまとめて買ったので、安くしてもらったはずです。確かこれは中古じゃなかったはず・・・中には新品もあるということですね。
食べ物は、屋台飯です。量は多くないですが、BBQや麺類、ご飯類もあります。飲み物も袋で売られてたりします。ここで多くの人が食べているもの、それはゆで卵です。これはバロット(タガログ語でbalut)といい、孵化直前のアヒルの卵のゆで卵です。どうやら滋養強壮に良いそうで、フィリピン人はみんなパクパク食べています。しかしこのバロット、孵化直前の卵を茹でているので、ある程度鳥の姿が判ってしまいます。物にもよりますが、羽やくちばしが判ってしまったりも。。個人的には、進んで食べようとは思いませんし、なによりバロットを直視できません。っといいつつも、最後の最後で食べたのですが。やはりかわいそうでまじまじとは見れませんでしたが、味は思っていた以上に普通の卵でした。
どうやら上手な食べ方があるそうで、①とがっている方の殻にひびをいれて少し殻をむく、②汁をすう(飲む)、③殻を全てむく、④ゴムみたいなところを持って一気に食べる、だったような気がします。ゴムみたいな部分は食べてはいけないそうで、知らずに食べた友人はおいしくないと言っていたような気がします。
一生に一度くらいしか食べる機会もないと思いますし、フィリピンの名物でもあるそうなので、思い出に挑戦してみるのもいいかもしれません。
毎日開催しているナイトマーケットですが、いつもたくさんの人で賑わっています。特に週末は、平日は来れない留学生が訪れることもあり、本当にすごい人です。自分の荷物に注意をしなければいけないのはもちろんですが、迷子にも注意をしましょう。ちょっと余所見をしていると、すぐ人に流されてしまいます。日本のショッピングセンターのように迷子放送なんてものはありませんので、はぐれてしまうと大変です。実際、何人かの集団で訪れた際、はぐれてしまった子がいました。最終的にその子とナイトマーケットで再会できたかは覚えてないですが、探す為に苦労をしたのは覚えています。なので、見たいお店があるときは、一緒にいる人に一声かけるのを忘れないようにしましょう。
また、集団で行く際は、はぐれた時の為に事前に待ち合わせ場所を決めておくことをおすすめします。他にも、背の高い人と一緒のときは、その人を目印にするといいですよ。人が多いナイトマーケット周辺ではタクシーを拾うのも大変ですので、学校の門限に遅れないよう、時間には余裕を持ちましょう。ナイトマーケットの始まりと終わり(両端)は特にタクシーが拾いづらいので、真ん中辺りで道路に出た方が拾いやすいです。
ナイトマーケットは日本にはあまりない文化なので、何も買わなくても雰囲気だけでも十分楽しいと思います。掘り出し物を見つけられたらラッキーです。ただ、人は多いのでその点は注意をしましょう。
この記事を書いてくれたのは
フィリピン・バギオ留学体験者 山岸さん
留学期間 2015年10月~11月