フィリピンの母国語はタガログ語やビサヤ語など現地の言語で、公用語として英語を話されます。
東南アジアの国の一つであり、またタガログ語が独特な言語ということもあってか、相談者の中には『フィリピン人の英語の訛り』について気にされる方がいるのも事実です。
実際、フィリピンのタクシー運転手やショッピングモールの店員と会話をしますと東南アジア独特な英語訛りを感じられると思います。けど、英語は通じますし問題があるとは思えません。
英語は万国共通語。オーストラリアにも訛りはありますし、海外へ行けば色んな国から留学生が来ていますから英語学校へ行けば様々な訛りを耳にします。また、日本はアメリカ英語を習っていますが、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドはブリティッシュイングリッシュですから、同じ英語でも発音や単語が微妙に異なったりします。
つまり、『訛り』というのは英会話力を伸ばすのに障害にはなりませんし、むしろ訛りを受け入れることが多くの人と話す為の経験として大事ではないでしょうか。
英会話は自己満足ではなく、様々な人とコミュニケーションを取る為の手段の一つです。『訛り』を気にされる方ほど留学前の英語学習を怠りますし、留学の形にこだわります。
今後はベトナム・タイ・インド・フィリピンなどのアジア諸国が、10年、20年、30年後、今の子供たちが社会人として中核になっている頃、アジアは世界で経済的にも政治的にも大きな存在となり「アジアの時代」が到来すると考えられています。むしろアジア人が話す英語を実践的に取り入れることが重要なのではないでしょうか。
前述の通り、フィリピン人のほとんどは訛りがあると言えます。一方語学学校で教えてくださる先生はあまり訛りがあると感じませんし、むしろクリアで綺麗な英語を話されます。
その理由はしっかり教育やトレーニングを受けているからです。全ての学校かというとそうではありません。残念ながら研修に力を入れない学校もあります。例えば採用して即日生徒に英語を教えるような学校です。
そのようなところは相場より学校費用が安いことがありますので要注意。
●セブの語学学校CG (再生時間2分15秒) >> CG学校データ |
●セブの語学学校BOC (再生時間1分) >> BOC学校データ |
いかがでしたでしょうか。想像以上に聞き取りやすかったと思いませんか?
フィリピン人講師はより綺麗な英語を身に付け、より条件の良い企業に就職したい。そんな向上心のある人も多いです。
海外の留学生が成長するのと同じように、現地の講師も自己成長の為に日々努力しているのですね。
そう考えるとたった一度の留学で完結するということはないということです。留学やワーキングホリデーは経験したら終わりではなく、人生の通過点。
次に繋げていくような留学体験をぜひしてみてください。その為には『訛り』程度のことであれこれ考えず前向きに捉えることが重要だと思いましょう。
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