フィリピン留学は元々韓国人が作り上げたマーケットで、その影響から詰め込み式のスパルタ校があります。一方、セミスパルタ校やノンスパルタ(通常)校があり、それにより学校の特徴が異なります。
学校にそれぞれの特徴があるものの、大枠は下図のような傾向が一般的。
1日の学習時間 | 外出制限 | |
スパルタ校 | 約10時間 | 平日外出不可 |
セミスパルタ校 | 約7時間+任意参加のオプション | 平日外出可能 |
ノンスパルタ(通常)校 | 約7時間 | 平日外出可能 |
スパルタ校の場合、朝の食事が終わり次第クラスが始まり、途中昼食と夕食を挟んで夜22時までクラスがあるというのが特徴で、つまりは1日中勉強します。それでも日本人の生徒さんは夜1時まで居残りで復習・予習するなど本当に勉強漬けという方が多いようです。
韓国の場合、親御さんがお子さんに対して英語学習をさせるときに、遊びの誘惑がなく勉強だけを打ち込める学習方法としてスパルタにニーズが生まれたと思われます。日本人の方がスパルタと聞くととても厳しいように思われがちですが、特に先生が厳しいというわけではなく学校の雰囲気はどこも同じです。長時間学習をして効果を生み出すというのがスパルタです。
ではスパルタ校がフィリピン留学の方法として最も良いのかというと、そうとは限りません。毎日の学習に対し集中して学ぶことができるのでしたら効果は期待できます。
しかし、初めからそこまでのモチベーションがなかったり、どちらかというと短期間の留学でお試し要素が強い方は、スパルタ校は選ばない方が良いでしょう。
せっかく学ぶんだし2か月~3か月間集中してやってみよう、楽するなら後で楽しよう、という気持ちで挑まれるような方にお勧めできます。
例えば、フィリピン留学後に欧米留学やワーキングホリデーで他国へ行かれる為の準備期間という方には効果的ではないでしょうか。
また、日ごろから生活のほとんどの勉強で費やしているという高校生や大学生でしたらスパルタ校の1日10時間も頑張ればこなせますが、社会人の方で勉強をするという時間は学生以来してないという場合は180度生活環境が変わりますから、集中して学習ができるかがポイントとなります。
フィリピン留学前には自宅等で英語を学ぶ時間を作り、学習することに慣らしていくことも重要。仕事を辞めて慌てて準備して渡航して、「え!?わからない…」が一番もったいないです。その後1か月ほど時間を無駄に過ごすことになりますから、事前にコツコツと勉強することが大事です。
一方、平日の外出が可能なセミスパルタ校やノンスパルタ校は昼間に習った英語を放課後に使うというサイクルが作りやすい傾向があります。外出時に友達同士で会話をしたり、お店のフィリピン人に使ってみたりと試す機会が毎日あるのは魅力的。
しかし日本人留学生はリフレッシュを兼ねて留学に来られている方も多くおりますので、周りに流されやすい方はよく考えて検討された方が良さそうです。
スパルタ校がお勧めな方 |
セミ/ノンスパルタ校がお勧めな方 |
2か国留学を予定している方 | 1~2週間の短期留学の方 |
周りに流されやすい方 | 自ら積極的に行動できる方 |
学生の方 | 社会人の方 |
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WELTS (セブ島) セミスパルタ校でEOP徹底、単語テストで生徒の学力向上を目指しています。 |
Keystone (スービック) 治安が良く、海にも遊びに行きやすい地域。そんな環境でしっかり学べます。 |
A&J (バギオ) アットホームな学校でネイティブ講師との距離も近いのが特徴。ワーホリ準備も好評。 |
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