滞在中の費用はどのくらいかかるか? 最近の調査では、用意したお金は所持金・送金合わせて約121万円、アルバイト収入約43万円で合計約164万円。支出は住居費と生活費で約70万円、学費約25万円、レジャー費用30万円で、雑費を含め合計約150万円。
日本出発前にかかる海外保険代金や航空券代金を含めて、最低100万円あればワーホリが現実的に! |
ワーキングホリデー(ワーホリ)では自由に海外生活ができるというビザの特徴から人により過ごし方は様々です。
例えば語学力向上を重視する方、海外生活自体を満喫したい方、旅などの自由にあちこち移動されたい方、語学を含めてバランスよく生活したい方など、個々の特性を活かしやすい海外生活になります。
その為にワーホリの予算は最低50万円という方もいますし、一方200万円、300万円貯めてご準備される方もいらっしゃいます。中でも平均しますと100~150万円というのが一般的。
ではその予算の組み方はどうしたら良いでしょうか?
まずは語学学校にどれだけ期間やお金を費やすかになります。多くの方の場合、語学力に自信がない為に初めは3か月程度の語学学校利用ということが一般的で、ある程度語学力を身につけて、また様々な国からの留学生と友達になるのが語学学校利用の目的となります。
しかしながら語学学校へ行けば自然と語学力が身に付くわけではありません。渡航前の事前学習はもちろんのこと、渡航後は学んだことを使う作業が必要となります。
このあたりについては下記の記事も参考にして頂くと良いです。
ワーホリ中の語学学校を利用される期間は、目的にもよりますが出来れば2か月以上が望ましいです。理由としましては初めの1か月間は海外生活の環境に慣れるのが精一杯で、尚且つ語学力がない状態での渡航では語学学校で学んでいる内容について理解するのに苦労されます。英語学校であれば英語で英会話を学ぶわけですから日本で習ってきた方法とは異なりますし、1か月経ってやっとGrammerは何の授業なのか理解した…という方もいらっしゃるほどです。
友達を作るのが目的という方は1か月でも充分ですし、腰を据えてしっかりと学びたい場合は3か月または4か月がお勧めとなります。一方カナダやニュージーランドではワーホリ中の就学は6か月まで認められていますが、初めに6か月を語学学校で費やしてしまいますと、ビザの残存期間が6か月間となり、その後の仕事探しに支障をきたすことがあります。
つまり雇用主側も長く働けれる方を求めているわけですから、ビザの残存期間は採用の基準として左右されることがあります。
その為、カナダやニュージーランドにて語学学校6か月の就学を希望される場合は、初め3か月はフルタイム、残りの3か月はパートタイムなどにし、学校と仕事を両立するような生活を考えてみても良いかもしれませんね。
いずれにしても語学学校の期間は自分の目的から期間を決められるようにしましょう。